稲取で撮影〜朝のほっこりタイム

本日朝6時の稲取漁港の花と海と空。
お天気どんよりで残念!!

空の色が海に映るので、今日は写真にはイマイチ、といったところでした。





今日は4時に沼津の自宅を出発して、5時半過ぎに稲取漁港に到着!
4月19日にオープンした、漁協&農協直売所「こらっしぇ」さんのパンフレット用素材の
撮影に稲取漁港に伺いました。

半分観光気分でウキウキ♪
しかし、5時半の漁港は静かでした・・・競りが今日はお休みだそうです。
港をウロウロしていると、暖かそうなたき火を発見!!寒いのでたき火にあたって良いですか?と聞くと「いいよ〜」とおじいちゃん。2人組みの漁師さんのようです。
のんびり火にあたらせてもらっていると、「ちょっと待ってな!」といって焼き網を出してきた・・・・・これはもしや何かを焼いてくれる・・?というずうずうしい直感が働いてしまいましたが、直感は大当たり!
漁師さんはなんと伊勢エビの頭とシッポ、サザエを持ってきて焼き始めてくれました。

サザエも伊勢エビも生きてます!熱くて動くのです!

さきほど漁で獲れたものたちだそう。

たくさんのサザエと伊勢エビを見せてくれました!




 サザエは3カゴありました!








こんなうじゃうじゃの伊勢エビ見たの初めて!







他にも魚がカゴいっぱいに獲れていました!
大漁の海の幸を見せてもらっている内に、私たちのごちそうができあがり・・・!
(がっついたので焼けたものの写真がありません ^^;)
漁師さん曰く、伊勢エビは生よりも焼くのが1番美味しいんだそうです。おっしゃる通り、
身の甘さが香ばしさと共によく分かります!
サザエもお醤油なしの塩味で磯の香りが濃く、身も柔らか〜。めちゃウマでした♪♪

で、しばしお二人と歓談。稲取にはややこしい屋号の家が多い(米屋だけど屋号が「花や」とか)とか、稲取には大きな港がない頃は艀(はしけ)船が多いので鍛冶屋さんがたくさんあったとか、木造の大きい船を国策で造ってた頃は天城の国有林からたくさんの木が稲取に運ばれたなどなど、稲取の古いお話をたくさん聞かせてもらいました。

こちらの方は漁師歴60年!船持って今も現役。息子さんは別に船を持って漁師さんやっていらっしゃるのだそう。腰が痛くて沼津まで(!)通っているんだとかで、私の実家近くの病院に通ってらっしゃると分かりびっくりでした。

手慣れた手つきで網の修理をずっとやっていらっしゃいました。







こちらの方が呼び止めてごちそうを用意してくれた方。稲取のご自身の実家はなんと写真屋さんだったんだそう。明治生まれのお父さんが写真を撮ってたんだって!(幕があって覗くタイプのふる〜いカメラだそう)「今はデジタルのカメラでしょ?ぜんぜんわかんねーなー」って笑ってお話してくれました。

素敵なひとときのご縁を結んでくれた漁師さん。ありがとうございます。





 

「小さい頃から一緒にいるからもう、家族だな」と2人でおっしゃっていました笑

ずっと仲良くずっとお元気でがんばってください!




朝から思わぬ素敵な時間をくれたお二人。朝の漁港というか、稲取って・・・良い!!


お仕事前のほっこりタイムでした。
次のブログで「こらっしぇ」さんレポさせていただきますね。